【長く続ける意味はあるのか?】Amazonの配達と普通の宅配で仕事内容、報酬を比較
・軽貨物で宅配をしているけれど、この仕事は長く続ける意味ってあるのかな…?
・前職は会社員で少しずつ給料も上がっていったけど、この仕事はどうなんだろう?
軽貨物を何年もやっているけれど毎年同じ年収を数年続けていて、将来が不安になっている方や、最近軽貨物を始めてこの先どうなるか不安…という方が気になってる部分ではないでしょうか?
僕は軽貨物歴10年以上で最高月売上65万、現在月の売上が平均で50万前後、稼いでいます。宅配やネットスーパー、商業物流、Amazonの配達と色んな仕事をしてきました。
そこでこの記事では、軽貨物の仕事は長く続ける意味があるのか?という問いに対して、僕の考えを伝えた上で、例として似てるけれど実際は全然違う宅配の3つの仕事を比較しながら、皆さんに合ってる仕事を見つけてくれたら嬉しいなと思います。
この記事を読めば、皆さんが仕事に対して
・自分の今の配達の仕事をこのまま続けていけば大丈夫だ!
・このまま続けても先が見えないのがわかった。仕事を変えよう
と、不安が少しでも減り、前向きに仕事ができるようになってくれたら嬉しいです。
軽貨物は色んな仕事があってどれも変わらないように見えますが、長く続ける意味のある仕事とそうでない仕事があります。それぞれメリット、デメリットがあるので理解した上で仕事をしていると漠然とした不安がなくなります。是非最後までみていってください。
この仕事は長く続ける意味はあるのか?
結論から言うと、
単価交渉ができる仕事なら、長く続ける意味がある
です。
例えば、Amazon Flexを例に考えると、
・報酬は時間に対していくらか。というのが最初から決まっている(時間制報酬)
・需要(荷物の量)に対して供給(ドライバーの数)が多いと仕事が取りにくい
こういう仕事だと長く続けても、「報酬を交渉できないので上がらない」「何年やっても需要と供給の関係で仕事ができないことも起こり得る」ことになります。
それに対して、一般的な宅配(ヤマトや佐川)などは、
・完全出来高制(1個配達して150円など)
・仕事は週5〜6日と決まっていて、長年続けることで信用力が上がり、単価交渉できるようになり、結果として売上が上がる。
業務委託契約をしている会社は、自分の毎日の配達完了個数、毎月の合計個数を把握しています。誤配や遅配なく、仕事を毎日休まず続けることで信用力があがり、単価交渉や売上から引かれている各種手数料などを下げる交渉などにつながります。
次に例として、Amazon FlexとAmazonデリプロ、一般的な宅配を比較して、ご自身で今の仕事がどれに近いのか?比べてみてください。
Amazonの配達と一般的な宅配との違い
順番に見ていきます。
Amazonの仕事は主に2つある
まず、軽貨物のAmazonの配達の仕事は主に2つあります。
・Amazon Flexはアマゾンと直接契約をする働き方で、好きな時間と日にちを選んで働けます。時間に対して報酬が決まるので、イメージとしてはUber Eatsの仕事と近いです。
・Amazonデリバリープロバイダ(デリプロ)はアマゾンと直接契約するのではなく、アマゾンから仕事を委託されている運送会社に所属して働く形です。イメージとしては、
デリプロは一般的な宅配(ヤマトや佐川)のAmazon版とイメージしてください。
自由や副業で考えるならAmazon Flex、長期的に安定を考えるならデリプロ
Amazon Flexのメリットは、
・好きな時間、日にちを自分で自由に選べる
ということです。
でもこれは、裏を返すと
・長く続けても信用が積み上がらない
・時間制報酬のため、単価交渉できない
Uber Eatsと同じで、副業や短期的にお金を稼ぎながらやりたいことをする、などに向いている働き方です。
結論、信用からの単価交渉に繋げられないので、長期的には厳しいと思います。
結果、単価交渉(日当制)や手数料を下げてもらうなど、収入UPにつなげることができます。
一般的な宅配のメリット、デメリット
メリットとしては、長く続ける意味を考えると「一般的な宅配(ヤマトや佐川)」はおすすめです。
なぜなら、
・長く続けることで信用が積み上がり、単価交渉や手数料交渉ができる
・週5〜6勤務で担当コースをもつので、仕事と生活が安定する
家庭を持ってる方は自営業といっても、安定は大事ですよね。
担当コースを持つので慣れてくれば仕事もだいぶ楽になってきます。毎日同じところを配達するのもメリットです。
ただ、デメリットもあります。
・担当コースが稼げないコースにあたる可能性がある
・365日荷物があるので、休みがとりにくい。長期休暇は期待できない
コースには当たり外れがどうしてもあるので、稼げないコースや効率が悪いコース(例、マンモス団地や極端に田舎など)にあたってしまったらまずはコース変更を希望してください。
稼げるコースと稼げないコースについて書いている記事があるので参考に。
【軽貨物運送業】宅配業者必見!稼げる、効率の良い理想のコースはどんなコースか?
宅配の単価交渉のやり方
具体的にどうやって単価交渉すればいいのか?について解説します。
ここで皆さん悩むのが、
・そもそもどうやって単価交渉すればいいの?
・お金のことは言いにくい…悪く思われないだろうか…?
と、考えてしまう気持ちはよくわかります。
でも、僕らは自営業で個人事業主なので自分で交渉しないと、いつまでたっても収入が増えていきません。
完全出来高制の場合、単価が仮に140円から150円に10円上がるだけで、月の配達完了個数が2000個だとすると、
・ 140円 × 2000個 = 28万
・ 150円 × 2000個 = 30万
10円変わるだけで売上2万円変わってきます。年間24万です。大きくないですか?
不安に感じている方、大丈夫です。
コツは自分と相手がwin-winになるように交渉していくことが大事になってきます。
自分の押し付けではなく、相手にもメリットがあることを伝える
よくあるパターンで間違いなのが、
・とりあえず「単価上げてほしい」と言う
・「自分はこれだけ頑張っているから単価を上げるべき」と言う
配達員同士で自分のコースがいかに大変か合戦を繰り広げている場面がありますが、皆さん冷静になりましょう。
仮に自分が辞めても代わりなんていくらでもいる
宅配で200個配れたとしても、100個を確実にミスなく配達できる人を2人いれば済む話です。
なので、交渉する際には会社側にメリットがあることを伝えましょう。
例えば、
・全部のコースを覚えて、配達員の休み回しとして仕事をするから単価を上げてほしい
・誰か新人が入って来た際に、「自分の今の効率がいいコースをゆずる代わりに、単価をあげてくれたら誰も回りたがらないコースをやります」
・新人が来るたびに横乗りで引き継ぎをして、「会社全体のコースを広げていくので、その度に単価交渉をお願いできますか?」と言う
こういう言い方だと、
・自分は単価が上がる、会社にもメリットがある = winwin
結果的に他の人にできない立場になれるので、交渉もスムーズにいきますし、人間関係も良好になります。
会社からも意見を聞かれることもあって、かなり仕事をしやすいポジションになっています。
でも、立場的には周りと同じいち個人事業主なので責任も一緒。
自分にも結果的に得られるメリットは大きいですよ。
あと1つ裏技として、僕は使ったことないですが、
不満があって辞めると伝える → 会社から「単価上げるからもうちょっと頑張ってくれ」と言われる
結果論ですが、このようなパターンで単価が上がったから続けることになった配達員を何人か知っています(笑)。
辞めたいと本気で思ってたらいいですが、辞める気なくて駆け引きとして使って本当に辞めることになったら笑えません。なのでオススメはしません(笑)。
Amazonと普通の宅配であなたにはどっちがオススメ?
ここまで、それぞれの特徴をお話してきました。
まとめると、
・長く続けて売上を増やしていきたいなら、Amazonデリプロか一般的な宅配
・自由がほしい、副業として考えているなら、Amazon Flex
です。
売上を年々上げていきたい、仕事を安定させたいのにAmazon Flexだけをやっているとか、何かやりたいことや夢があるのに自由のきかない宅配をやっているなど、ちぐはぐにならないようにしましょう。
まとめ
今回は、「長く続ける意味がある仕事とは?」を解説してきました。
軽貨物をやり始めたばかりの人や、これからこの仕事を考えてる人には見えにくい部分なので参考になればと思います。
長く続けることを前提にすると、Amazonデリプロや一般的な宅配で
一生懸命、愚痴を言わず真面目に仕事をする
↓
ある程度続けたら単価交渉をする。相手にも必ずメリットがあるような提案をする
これだけです。
最後に僕個人の話をすると、
現在、商業物流の仕事をメインにAmazon Flexをサブとして売上月60万稼いでいます。
商業物流では4年目ですが、150円から単価交渉で170円に。よくある運送会社の手数料はゼロです。
非常にバランスのとれた戦略だと思います。
参考にしてください。



